合志市栄のマイファブラボ SAKAEPC

ものづくりサポートCAD講座

SketchUp 8 でアニメーション作成

アクリルロボットの動き・・・道?を歩かせる

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 「動きを検証:六足歩行アクリルロボット(三角板リンク機構タイプ)」からの続きです。
右側面図 等角図
8003A-6Bani-migi00.zip 8003A-6Bani-toukaku00.zip

アクリルロボットを(体をゆすりながら)歩かせる

 [8003A-6Bani-toukaku.zip]を開いてください。

Layer0に描かれている「動力ユニット」グループをレイヤ00に「レイヤ間移動」

続けて全レイヤに「レイヤ間コピー

 「動力ユニット」がLayer0以外の全てのレイヤに描かれました。

全レイヤ一括編集

全レイヤ「可視」、全選択(288個のグループ)、全体を上に29mm(共通図面「アクリルロボット足」参照)「移動」

 レイヤごとに、足の動きに合わせて身体を傾けます。

図「レイヤ015(シーン2)」の様に、従動足と駆動足の接地点(三点接地)を揃えて「回転:赤い軸上(水平)」

 十分に拡大して、操作を行ってください。この手順で探る接地点(端点)は、円周上の一点(近似点)なので、結果にバラツキが生じます。

 当方の環境では稀にエラーが生じ、一時フリーズしてしまいました。

 サンプルファイルでは足底の一部が路面にめり込んでいますが、無視しています(=^x^;=)

 シーンの表示を再設定して、「8003A-6Bani-toukaku2.zip」として保存しています。
比較のため「カメラ[平行投影]」で表示
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路面をデザインする

アクリルロボットの歩幅(設計値)
 「足(アクリルロボット足)の接地範囲」の「長さ」を求めます。
「足」選択→右クリック「グループを編集」更に右クリック「グループを編集」→足底の「接地範囲(円周)」を選択
→右クリック「曲線を分解」→「エンティティ情報(長さ)」を確認

 約21.29mmと表示されます。

 「歩幅」を単位として寸法を決め、ここでは半透明の市松模様にして、適当なサイズでグループ化しています。

 路面をループ再生します。移動の目盛りを記入しましょう。

「線」を「分割」
 12コマ(シーン)を1ループにしています。

目盛りを使って「路面」のモジュール(グループ)を「移動」

 図では、目盛りの位置を移して「端点」を強調しています。

「路面」をレイヤ000に「レイヤ間移動」
 他の場面でシーンを変化させたときに、「路面」の端が見切れないよう、移動(コピー)」である程度伸ばしています。

図では「隠しジオメトリ」を表示

編集済みの「路面」を、レイヤ180とレイヤ015に「レイヤ間コピー」

 「アクリルロボット」の歩行が1ループ24コマに対し、「路面」の移動を1ループ12コマにしています。

 引き続き、コピー先レイヤ015の「路面」を編集します。

「路面」を一目盛り「移動」→レイヤ195とレイヤ030に「レイヤ間コピー」

同様の操作を繰り返して、「レイヤ345(シーン24)」まで完成
 シーンの表示を再設定して、[8003A-6Bani-toukaku00.zip]として保存しています。

既存の「色」を再編集
 裏からのぞく場面も考慮して、「路面」を半透明にしています。

「ペイント」→ここでは「マテリアル(半透明_ガラス)」の中から「グレー」と「緑_濃」を選んでRGB値変更


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アクリルロボットが通り過ぎていく?

 背景(路面)を「フィックス」して、被写体(アクリルロボット)をフレーム・イン/アウトします。

 [8003A-6Bani-toukaku00.zip]を開いてください。

レイヤ000に描かれている「路面(6個のグループ)」をLayer0に「レイヤ間移動」

残りの「路面(138個のグループ)」を削除

 複数レイヤを一括編集しています。

「歩幅」の長さの「線」を「12分割」して、移動の目盛り(路面ループ再生に同じ)とする

 図では、端点の表示の値を2にして強調しています。

 「シーン2」から作業を進めます。

「アクリルロボット(12個のグループ)」を選択(目盛り線は範囲に含まれぬようグループ化しておく)

シーンごとに、一目盛りずつ増やして「移動(前進)」

 シーン12まで描き終わりました。

レイヤ180(シーン13)~レイヤ345(シーン24)、片側の「歩幅」分「移動(前進)」

 複数レイヤを一括編集しています。

 続けて「シーン14」から作業を進めます。

シーンごとに、一目盛りずつ増やして「移動(前進)」

 シーンの表示を再設定し、全24シーンで一歩(片側の「歩幅」の倍)進む元ファイル[8003A-6Banime-toukaku100.zip]として保存しています。

 引き続き元ファイルから、一歩ずつ前後に進める複数のファイルを作成しましょう。
全レイヤ「可視」、アクリルロボット(288個のグループ)選択→一括編集「移動(前進)」

「隠しジオメトリ」を表示して路面の端点をクリック、または数値(42.58)入力

 ファイル名「***100.skp」を基準に、一歩ごとに前(101、102、…)後(099、098、…)と連番で名前を付けています。
サンプル(フレーム・イン/アウト)のGIF動画(通過)では、13ファイル「***092~104.skp」、290コマ使用

アクリルロボットの行列!

 元ファイル[8003A-6Banime-toukaku100.zip]を編集します。
ロボットを前後にコピーする位置を示す「線」を引く
 図では隠しジオメトリを表示して、敷石の幅を単位としています。

敷石を数えて3歩分(図では中点をクリック)、または数値(127.74)入力

 後方と前方に分けて引いています。

全てのレイヤで、補助線を使ってロボットを前方にコピー

 複数レイヤを一括編集しますが、マシンの負担を軽減するため分割して(ここでは4分の1ずつ)行っています。

 続けて+[Ctrl]で後方2ヶ所にコピーします。

 再生のループがつながるよう、3歩ずつの等間隔で配置しています。

 同様の手順で複数のファイルを作成し、「***2100.skp」を基準に、連番で名前を付けています。
サンプル(フレーム・イン/アウト)のGIF動画(行列)では、1ループ表示に3ファイル「***2098~2100.skp」、72コマ使用

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